ハードウェアウォレットの製造業者であるLedger社と、100万件のデータ漏洩

主要のハードウェアウォレット製造会社であるLedgerは、プラットフォーム上でデータが漏洩し、顧客データが侵害されたことを明らかにしました。 同社は2020年7月29日水曜日にこの情報をブログを通じて発表しました。Ledgerによると、ハッカーはアプリケーションプログラミングインターフェース（API）の非アクティブでアクセス不能なキーを介して、企業の一部の電子商取引およびマーケティングデータベースにアクセスしました。 侵害の詳細を説明すると、Ledgerは攻撃が初めて7月初めに検出されたと発表しました。問題が解決されたように見えましたが、以前の侵害は6月25日に発生していたことが発覚しました。 調査によると、約100万人の顧客のメールアドレスが侵害されました。さらに、Ledgerの電子商取引およびマーケティングデータベースへのアクセスにより、ハッカーは顧客の様々なデータ、例えば氏名、電話番号、注文された商品、住所などを公開することが可能になりました。 Ledgerはブログを通じて顧客に、パスワードや支払い情報などの機密情報は侵害されていないことを保証しました。また、ユーザーの資産は安全であると述べました。 「このデータ侵害は、私たちのハードウェアウォレットやLedger Live、およびあなたの暗号資産の安全性には一切関係なく、影響しません。それらは安全であり、決して危険にさらされたことはありません。あなたにはこれらの情報へのアクセス権限があり、完全にコントロールを取ることができます」とLedgerは述べています。